おもしろ宿のシェアハウス

Posted by share-house-manual-s | Posted in おもしろ宿

1000円高速でお馴染みの現在の副首相さんの首相時代とか、東京五輪にご執心だった前都知事とかの、山谷なら200円300円で泊まれる発言が記憶にある方もいらっしゃると思います。

あの当時、ネットカフェ難民なる言葉が流行りだしたころで、宿に利用していたネットカフェ客の不始末で悲惨が火事が起きたことが、その発端でした。
一泊1500円とか2000円かけて、宿ではないネットカフェで寝泊まりするなら、もっと安いちゃんとした宿があることを知らないのか最近の若者はっといいたかったんでしょう。

東京都台東区の浅草に北側、南千住にほど近い、あしたのジョーで知られる山谷には、100年以上も前から日雇い労働者や出稼ぎ労働者のための簡易宿泊施設が多かったところです。
今でも相部屋で布団を敷いて畳の上で寝る宿から、カプセルよりも安いユニット型の個室まで、1000円以下から泊まれる宿がたくさんあります。

簡易宿泊施設とは昭和の呼び方で、今風にいえばドミトリー型シェアハウスといったところでしょう。
とりわけアベノミクス前のマニフェスト無視政権時代には、無策で長引かせた超円高により、皮肉なことに多くの外国人観光客が泊まるようになりました。

それにより、多く簡易宿泊施設では、集客目的に、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ペルシャ語などの看板を掲げ、今やその利用者は、世界各国からやってくる留学生などのバックパッカーが主流になっています。

比較的長期滞在のバックパッカーが多く、シングルで30日契約だと一日1500円以下という宿もあり、間取りも3畳一間、テレビエアコン冷蔵庫の3種の神器付です。
無論、3畳一間に2名なら一人当たり1000円前後となるわけです。

中には、英語など外国語サイトを開設し、海外からの客も直接受け付ける簡易宿泊施設もあり、館内には宿泊客同志でトークができるラウンジや、ランドリーなども完備している宿もあるぐらいですね。

なかでもドームホステルえびすやは、これらの設備に加え、炊事場や給湯室、電子レンジなども共有スペースにあり、無線LANも完備、さらにお風呂は湯舟の大浴場、シャワールーム・サウナも完備という充実した設備です。
相部屋の2段ベッドが並んだ部屋だと、ベッドスペースにテレビ付で、宿泊費はネットカフェと同じ1500円ですから、麻生さんや石原さんの発言に大義名分ありです。

著名な旅行サイトでも予約できるから、それらのポイント還元もあるでしょうから、実質は1500円より安いということになります。

またこの界隈にはコインランドリーもあれば、ワンコインでお釣りのくる定食屋も多く、かつての露店の焼き鳥屋などの飲み屋の客もおじさんばかりでなく、髪の色や眼の色が様々な人種が利用しているのです。
ただここまでは、旅行雑誌とかにある内容と変わらないでしょう。

ですが実は、あしたのジョーの舞台にもなった玉姫神社のお隣の玉姫公園界隈だと、まだまだアンモニア臭が立ち込めてはいます。
なので、ちょっとワンブロック外れれば、まだドヤ街の面影も残っています。